「どんなに努力しても、人の悩みは残る」
多くの経営者さまが、そうおっしゃいます。

事業を作り出し、仕事を作り出し、人を雇って働かせ、お給料を支払うことは、とても尊いことです。
「人が辞めても気にしない！」といい、悩みなどないように見える経営者さまもいらっしゃるかもしれません。
でもそれは、その経営者さまが、周囲にそう感じさせるための心構えを知っているからではないでしょうか。

日々、事業を経営されていると、社内外にさまざまな問題が起こると思います。
社内では、会社と従業員との間や、従業員同士でトラブルになることもあるでしょう。
従業員のために制度を整えても、残念ながら、経営者さまの真意が従業員に伝わらないこともあります。
人と人とのトラブルは、多様な人が集まる会社では一定の確率で起きてしまうのです。

こうしたトラブルが起きたとき、
「準備をし尽くしていた以上、仕方がない」
と、経営者さまが納得して次に進めるようサポートするために、社会保険労務士は存在していると考えています。

社会保険労務士の仕事は、経営者や人事労務担当者の皆さまに、労働基準法をはじめとした労働関係の法律を守るよう指導させていただくことです。
事業計画を進めることや、集客すること、資金繰りをすることなどに比べると、もしかしたら優先度が低いかもしれません。

しかしながら、経営目標を達成するためには、事業計画を進めていくことと人材を活用していくことの両輪が必要であって、一方が欠けては成し遂げられないのではないかと思います。
そして労働関係の法律を守ることは、従業員と信頼関係を築き、維持することにおいて不可欠なことなのです。

今や、労働問題に関する情報は、世の中にあふれています。
貴社の従業員が少しインターネットやSNSで検索すると、「会社が自分たちを大切にしてくれているのか」が分かるような情報に、すぐ行き着くでしょう。
労働関係の法律は改正が多く、情報が更新されるスピードは非常に速いです。
新しい情報を入手した従業員は、「会社はこんなことも知らないのか。当たり前の制度も整えていないのか」といった想いを持つかもしれません。

しかし、お忙しい経営者さまにとっては「こんなこと」を調べるのも、非常に貴重な時間を割く行為となります。
しかも、「どの情報が正しいのか」を見極めるにも労力を使うことでしょう。

その貴重な労力を、経営にとってもっと大切なことに振り分けるために、社会保険労務士をお使いください。

必要なのは「心構え」と「準備」の2つです。
心構えを持つことは、経営者さまの得意とするところだと思います。
準備する方は、当事務所にお任せください。

日々のちょっとした疑問から、大きなトラブルに発展してしまった事案まで、実直に対応いたします。